連単倍率とは?

[要点整理]

 

・連単倍率 = 連結当期純利益 ÷ 単体当期純利益
・連単倍率は、子会社がどれだけ親会社の収益に貢献しているかを分析します。

 

連単倍率とはどのような指標?

 

連単倍率は、連結損益と単体損益の関係を倍率で示した指標で、連結当期純利益を単体当期純利益で割って求めます。この指標を使うと、連単倍率によって、子会社が親会社の足を引っ張っていないかどうかを分析することができます。

 

連結決算の利益と単体決算の利益が同じであれば、連単倍率は1になります。また、連結決算の利益の半分が親会社の分で、残りは子会社というような場合は、連単倍率は2になります。

 

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この場合は、子会社ががんばっている企業グループということになります。よって、連単倍率は、親会社の収益力と子会社の収益力を比較する際に利用します。

 

連単倍率の目安はどれくらい?

 

連単倍率を時系列で分析してみましょう。もし連単倍率が時系列で高くなっている場合には、連結グループとしての業績は順調にいっているということがわかります。反対に、連単倍率が時系列低くなっている場合には、子会社が連結グループからいつまでたっても自立できていない可能性があります。

 

具体的な数値で言うと、連単倍率が1以上であれば、子会社が連結利益に貢献しているということができ、連単倍率が1以下であれば、子会社が連結利益に貢献していないということができます。

 

連単倍率では

内部取引は控除するの?

 

連単倍率というのは、以下の計算式で求めます。

 

■連単倍率=連結利益÷単体利益

 

この計算式からもわかるとおり、内部取引を含めて計算しているケースもあります。とはいえ、管理会計においては、単体利益から内部取引は除いて計算します。

 

ちなみに、連結企業間のみでしかわからない指標ですが、この指標を見れば、子会社が親会社の足をどれぐらい引っ張っているのかを知ることができます。さらに趨勢分析等をすることで、有用な情報にもなり得ます。

 

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